二代目です。
今日は干瓢の仕込みを紹介します。
干瓢はウリ科ユウガオの実をむいて乾燥させたもので巻寿司には欠かせません。
日本の産地では栃木県が有名で当店でも栃木産のものを使っています。
数年前から国内産よりも安価な中国産の干瓢も幅を利かせています。
一度、試しに使いましたが・・・コシがなく・・・やめました。
既製品や煮込み済みの干瓢も売ってますが、当然ながら自店で作ります。

乾燥した干瓢を水で戻してから茹であげ、2種類の醤油と調味料で味付けします。
煮すぎないように、味が煮詰まらないように注意して仕上げます。

出汁をきり、冷ませてから冷蔵庫へ。
関東では”かんぴょう巻き”はメジャーな細巻きですが、関西ではマイナーです。
当店でも特定の方しか注文がない細巻きです。
ついでに、”納豆巻き”もそうですね。関西ではあまり人気がないようです。
関東と関西で違いといえば、いなり寿司の形も違います。
関西は三角型のいなり寿司、関東は俵型のいなり寿司。
関西は巻寿司・箱寿司が「大阪寿司」としての文化がありますが、
関東では逆に人気がないようです。
こんなに小さな国なのに地方によって全然違ってくるんですネ。
家に冷凍巾着あったので見てみたらまさにパパイヤでした。
そんな事も気づかずに食べてましたよ^^;
もっと関心持たなきゃですね^^;
しかしそのかんぴょうはホント美味しそうですね!