こんにちは~ (^^)/
朝風呂に入ってから朝食。 夜には大阪に帰る最終日。
朝食を食べてチェックアウト。 レンタカーで岡山駅まで戻ります。
個人的には最後のミッションが非常に楽しみにしていたこと。

それはココです。 歴史を感じさせる佇まい。

岡山の寿司屋で名店と言われる 松寿司 さん。 勿論、初めての訪問です。
この日の昼食だけは別行動。
娘と嫁さんは岡山駅付近で鉄板焼きのお店へ予約してました。
なぜボクだけ松寿司さんに伺ったかというと・・・長くなるので記事の後半で。

戸をくぐると小庭があります。

そして、この戸を開けると店内となる。

お昼のコースを予約してました。 店内は満席状態。
コースは小鉢、にぎり10貫、汁物、〆巻物、デザートで5500円です。
恐らくこの先、一人で高級すし店に入ることなどないと思います。
座ってからすぐに小鉢が出されて食事のスタート。
格式高い雰囲気に飲まれてしまい小鉢と最初の寿司1貫は写真を撮れず (^-^;
若い衆に写真を撮ってもいいかと尋ねるとお料理だけOK、店内と人物はNGとのこと。
以下が2貫目からのお寿司の画像です。

剣先イカ

金目鯛

ウニ軍艦

煮込み穴子

汁物

タイラギ貝

不明

イクラ軍艦

椎茸

ノドグロ炙り

ごぼう胡瓜巻

いちぢく

ご覧のように殆どのにぎり寿司には煮切り醤油が塗ってあるので置かれている
ムラサキ(お醤油)を使うことはありませんでした。
カウンターは恐らく創業当時、70数年前の朴の木だと思われます。
この厚みのカウンター、今では手に入らない代物のハズ。

この松寿司さん、現在は3代目の大将ですが創業者、つまり初代の大将の時に
ボクの親父が住み込みの丁稚として働いていた寿司屋さんなんです。
中学を出てすぐに長崎の田舎からボストンバッグひとつ持って働きにでた親父。
言わば、親父の社会人としてのスタート地点、原点が松寿司さん。
下の写真は昭和26年10月なので今からちょうど71年前、親父が19歳の時。
岡山の後楽園で関西同友会の関連で出店した時の写真のようです。
左から3番目の男前がウチの親父 笑 お客さんは工藤恒四郎先生みたい。
この当時は一見客は断り、皇族の方や会社の社長さん、銀行の頭取などの
そうそうたるメンバーが店を訪れたそうです。

ボクがこの商売を継いでからは親父に松寿司の話や以後の話などよく聞きました。
今では考えられない話ばかりで1冊の本にしたいぐらいです 笑
昼のお客さんがはけてから親父から預かってきた古いアルバムを見てもらいました。
そして、昔むかしにお世話になった初代の親方にとお供え物を渡して退店。
大阪に帰ってから親父に松寿司の土産話をしたら大いに盛り上がりましたよ。
しかし、ウチの親父、70年以上も前のことなのに鮮明に覚えてますわ~。
今、驚異の90歳! これからも元気でね!
ご覧下さり有難うございました!
クリックして頂けると・・・親父も喜びます \(^o^)/
ウチの寿司も負けないぐらいの味だと感じましたよ

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