おはようございます。
前回に続き、ウナギのタレ作りの最終回です^^
前の記事で『衝撃の最終回は次号で!』などと大袈裟に引っ張ったものですから
あの焼いた頭と中骨が、とんでもないことになるのか?
こんな使い方かぁ! 想像もしてなかったぁ!
などの過大な展開を想像させることになってしまいました。
深く、ふか~~く反省しております (^^ゞ
別段、変わったことなどなく、単に利用するだけの芸でして・・・
ウナギのタレが出来上がるので、お付き合い下さいまし。
ウナギの頭と中骨の準備が整ったので、いよいよタレの味付けへ。
同量の本みりんと酒を鍋に入れて火にかけます。
鍋の上に見えるのは金串。 因みに、鍋の上に置いているのに意味はありません。

暫くして熱くなったら鍋を地べたに下ろして・・・
3、2、1、ファイヤー! とばかりに点火します。
本みりんと酒が入っているので火を付けてアルコールを飛ばすんですね。
左手で鍋を固定し、右手で金串を使ってグルグル混ぜます。
ん? 写真はどうやって撮る? 両手はどちらも使用中。。。
残念ながら、手は2本しか持ち合わせていないので炎が上がっている画像は
カメラに収めることが出来ませんでした (^^ゞ
当然、金串を勢いよく回すと炎は大きくなりますから、地べたに置いて作業しないと
危険です。覗きこむなんて以てのほか!ですねっ。
グルグル金串を回してアルコールを飛ばし、炎がなくなるまで・・・
あ~、目がまわりそ~ (@_@;)
炎がなくなるまでに目が回ってしまったらタレは作れませんで~!

完全にアルコールが飛んだら、再び火にかけてタマリ醤油と濃い口醤油を合体。

ここで使うのが、氷砂糖です。
この氷砂糖を使うことでアッサリした甘さをだすことが出来るんですよぉ。
そう言えば、昔むかし。
ボクが
街一番、可愛くて賢い 小学生の時にお菓子を買ってぇ~と親にせがんだら
コレ、舐めときぃ!と差し出された氷砂糖。
あの頃からお世話になっているのね・・・^_^;

氷砂糖を入れて素早く味を整えたら (この甘さ加減が難しいのょ~)
焼いた頭と中骨を投入~! (頼むぞ、エエ仕事してくれやー)
沸き立つまでコマメにアクを取って、沸騰する半歩手前で火を止めます。
いいですか~、沸騰する半歩手前ですよ、半歩!

これで醤油味からウナギのタレへと見事に変身するですね。
何とも芳ばしい、ウナギのエキスが頭と骨からでて美味しくなるんですよ。
このタレの匂いだけで、ごはん2杯はいけそうです^^
冷めるまで頭と中骨は入れたまま放置。

最後に不純物が残らないように濾して出来上がりで~す ♪

ねっ、タレ作りといっても手間ヒマかかっているでしょ?
混ぜ物、一切なしのウナギのタレです。 美味しいですよ~(自画自賛)
このタレを使ってヤキトリを焼いてもグ~なんです。
何か、ヤキトリが食べたくなってきたなぁ~、
嫁さんに頼んでヤキトリしてもらおーっと。(自分では動かないボク)
ウナギの身を頂き、頭と骨までも使わせてもらって、ウナギに感謝です。
11月にウナギのシラス漁が解禁になります。
この11月にシラスが良く獲れたらウナギの価格は少し値下がりか横ばい。
もし、ここ数年来の不漁なら・・・相当な値上がりが予想されます。
と、中央市場の仲買が言ってました。
近い将来、ウナギも絶滅危惧種に指定されるかも知れません。
そうなれば・・・ウナギが食べれな~くなります。 どうなるのでしょうかね?
ご覧下さり有難うございました!
クリックして頂けると・・・美味しいヤキトリを作ってもらえそうです \(^o^)/

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