おはようございます。
昨日は2ヶ月に1度の寿司組合、高槻支部の寄り合いがありました。
『寄り合い』って今時まだ言うんかな? 要は会合という意味ですわ。
この組合は全国にあり、各都道府県、各市に枝分かれしているんです。
当店は当然ながら大阪府、高槻市で営業しているので高槻支部に加盟です。
正確には『大阪府鮓商生活衛生同業組合 高槻支部』という長~い名称です。
高槻市内に何軒、寿司屋さんがあるのか解りませんが加盟店は随分減りました。
勿論、寿司店を営業していても組合に加盟していない店もあります。
親父が全盛の頃、ちょうど今のボクぐらいの年齢の時は80店ほどが高槻支部に
加盟していましたが、今では20店ほどに減っています。
どうやら全国的な傾向のようなので、街のお寿司屋さんは確実に減っています。
この寿司組合の取り組みで皆さんに一番身近なものは、この『寿司券』でしょうね。
見たことありますか? 頂いたことはあるでしょうか?
全国共通で使えます。但し、組合加盟店のみの使用になりますが。。。

そして、今回は旅行企画の案内がありました。
但し、大阪府内で大阪府鮓商生活衛生同業組合の加盟店のみが対象です。

説明と概要を見ると・・・

加盟店でお寿司を食べて、この応募用紙に記入して・・・

応募箱に入れて完了。
後日、店側が本部に送って抽選という運びですね。

大阪府下の加盟店で食事をしてドンドン応募して下さい。 (なんか広報みたいね)
この会合で寿司屋の親方衆といろいろと話しました。
ある親方が駅前の居酒屋でタコの造りを注文。
出てきたのは冷凍スライスの外国物。でも380円と安い。
親方は「アレを造りというか?値段は安いかしらんけどなぁ・・・」
この類の話が多かったです。
結論としては、値段は高いが良いものを出す高級店か、とにかく安い大衆店か、
ということに。今は安い店が流行っているご時世ですからね。。。
高級店といえば、ボクの親父が九州の田舎から初めて丁稚に行った先が
岡山県で1、2を争う超高級店でした。
余りにも古い話で恐縮ですが、親父の丁稚から修業中の話は面白い。
時代も違いますが、今では考えられない話が沢山あります。
機会があれば是非、書きたいと思っています。
この岡山の高級店(当時は一見さんが入れないようなお店です)の親方が
ボクがこの道に入る直前、大阪に来て我が家(実家)に来られました。
親父も何十年ぶりかの再会でした。
何でも大阪の福喜寿司と京都の十兵衛(どちらも有名な老舗の高級店)に
偵察(勉強)に来たのだと。その途中で寄られたみたいです。
その親方がボクに
「寿司屋を継ぐなら頭を短くしろ」「匂いをつけるな」と。
耳や目に髪の毛がかかるような髪型をしてはいけない。
コロンやトワレなど、匂いのするものを使ってはいけない、ということでした。
不思議と何十年も前のことなのに覚えているんですよね。
ここからボクの短髪人生が始まったのです 笑
何か、今日の記事は全く口元が緩む箇所がなかったですね~。
大阪人としては申し訳ないです。
ま、たまには真面目一色の記事ということで・・・お許しを。
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